※枯木浦伝説(舞鶴湾東港)
昔々、小彦名(すくなひこ)と大巳貴(おおなむち)という二人の神様が、この土地にやってきて国を造ろうとしました。
二人の神様は舞鶴の湾の中に島が一つも無いのを見て、この清らかで美しい海に似合う美しい島が欲しいと思いました。
二人の神様は島を集めようと笠松山に登って、大きな声で
「彼彼(かれか)、来来(かれこ)」 ※おいでおいで!という意味。
そう呼ぶと、四つの島が湾の入り口から小さい順番に集まってきました。
コレが枯木浦(かれきがうら)の名前の由来だと言われてます。
※二人の神様が登った笠松山というのは、東舞鶴の湾の東側にある愛宕山だという事です。
●左側の山が笠松山(愛宕山)
※この伝説の中で集まってきた島というのは、
淵島(現在の浮島)・烏島・蛇島・戸島です。
一番大きな戸島は、「一番大きい私が枯木浦を外敵から守る為の戸の役目をいたしましょう。」といった事から、戸島という名前になったとも伝えられています。
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