満願寺(万願寺)
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舞鶴の雑学


■ 西紫雲山 不動院 満願寺 ■
■満願寺(舞鶴市万願寺)
第一○六代正親町天皇勅官寺
国西国観音霊場札所第三十三番満願結願所

 万願寺とうがらしの発祥の地にある満願寺というお寺。
この満願寺は西紫雲山 不動院 満願寺といい、今から約800年程前の鎌倉時代初期である建保六年に釈弁円上人によって創建されました。

室町時代後期の永禄年中に野火が原因で消失してしまいましたが、江戸前期の寛文年中に宥宣大僧都によって中興され、現在の本堂は江戸中期の明和四年に改築されたものです。

この満願寺の本尊十一面観世音菩薩坐像は諸願とくに眼病に霊験あらたかな御仏として広く近在の崇敬を集めています。
三十三年に一度開扉される秘仏で舞鶴市の指定文化財。

本尊十一面観世音菩薩坐像
本尊十一面観世音菩薩坐像  大和国長谷寺観音に由緒を持つ像で、かつて像内に長谷寺から奉請した観音様が奉籠されたといわれている。
[本尊胎内銘(造像記墨書)並に寺伝縁起]

本尊は非常に珍しい錆地塗。
頭上に十一面の化仏、右手には掌上にして膝上に置き、左手屈臂し第一・三・四を軽く稔じ蓮華水瓶を執り結跏趺坐の形をとる。
四尺四寸五分。
頭光(円相)に守護脇仏の種字を配す。

参考:満願寺略由緒
2002年9月28日に秘仏の公開がありました。
次回の秘仏公開は33年後の2035年です。

通常は秘仏の撮影は許可されておりません。

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