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| ■CONTENTS■ | ||
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■ 北吸トンネル ■
■北吸（きたすい）トンネル
日露戦争の開戦により当時中舞鶴にあった舞鶴鎮守府の兵員や軍需物資の輸送をメインとし、明治３７年に新舞鶴駅から舞鶴鎮守府間の２．１マイルの距離をを軍港引込線として線路が開設されました。 この路線の途中の山に全長１１０メートルの北吸トンネルが明治３７年に築造されました。 赤れんがのトンネルは見た目の美しいフランス積みではなく、地震に強いとされる強度を重視したイギリス式の積み方で作られています。 その後、大正８年に国鉄線として開業し舞鶴線の支線で新舞鶴駅～中舞鶴駅間を結ぶ通称中舞鶴線となり、新舞鶴駅ー中舞鶴駅の間に東門（とうもん）駅が設けられました。 新舞鶴駅ー東門駅ー中舞鶴駅の３駅が中舞鶴線にあり、北吸トンネルは新舞鶴駅と東門駅の間に位置します。 後に、新舞鶴駅を東舞鶴駅に、東門駅を北吸駅に改称され、１９７２年（昭和４７年）に中舞鶴線は全面廃止されました。 
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