舞鶴平和塔
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舞鶴の雑学


■ 舞鶴平和塔 ■
舞鶴平和塔 (菅坂峠)

  日本山妙法寺一門の勤労奉仕と、市民や全国からの浄財等が寄せられて昭和58年8月に完成した舞鶴平和塔は基底3段で、高さ23メートルの塔身は伏鉢式で塔頂にはインド、ビルマから贈られた大聖釈尊の仏舎利が納められています。

仏像の原型はインド・サールナイト(鹿野苑〈ろくやおん〉)の初転法(しょてんぽう)輪像で、顔は日本の鎌倉時代のものに作りかえてあり、台座には車輪を中央に置き、五比丘(びく)と在家の母子や2頭の鹿が入れられています。

言い伝えでは、鹿は鹿野苑を示し、五比丘は釈尊が最初に説法した弟子達をあらわし、車輪は説法が輪の廻るように四方へ広がることを意味しているそうです。


※塔の前に看板があり、下記のような記載がありました。
舞鶴平和塔について
 舞鶴平和塔は、世界の平和を祈念し、宗派、思想、信条を超えて建立されたものであります。
建立の発端は昭和三十五年の五老ケ岳視察に始まり、その後、同地の建立地許可請願、府内外にわたる建立賛同署名活動、市内各方面に建立地をさがし、そして昭和四十六年四月十六日此の地に地鎮祭が挙行されました。
昭和四十九年の第一期工事のあと一時中断し、昭和五十三年より完成まで日本山妙法寺一門の血のにじむような勤労奉仕が行われました。
この間市自治連合会を通じ全市からの町内募金、法人、労働団体、その他、幅広い市民の皆様の御協力を賜り、また全国からも尊い浄財が寄せられ、工事をささえていただきました。
発願以来の御協力に対し、心から厚く御礼申し上げます。
平和塔の落慶大法要は昭和五十八年八月二十八日、インド、スリランカの両国大使、中国、ビルマ、ソビエトの大使代理、並びに舞鶴市長、東西仏教会、その他来賓多数ご出席をいただき、日本山妙法寺山主藤井日達貌下大導師のもと、盛大に厳修されました。
その法要の中でインド、ビルマ両国より贈られました大聖釈尊の御仏舎利が塔頂に納められ、仏像が除幕開眼されました。平和塔は国際親善はもとより、府市民の皆様の憩いの場所として整備され、広く活用される事を念願しております。
合掌 
平和塔の概要
一、塔の設計者 工学博士 大岡 寛 氏
一、建 立 地 舞鶴市大字行永小字椿一九五ノ一
舞鶴市大字寺田字上峠三二二ノ一
一、平和塔の規模 基底直径 二十四米
  総  高 二十三米
一、塔の様式 基底三段 塔身は伏鉢式鉄筋コンクリート造り
一、工事費用 約五阡万円(労働奉仕は含まず)
昭和五十八年九月
舞鶴平和塔建立奉賛会

舞鶴平和塔

正面から見た舞鶴平和塔
 
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