青葉山（通称：若狭富士）

青葉山（通称：若狭富士）


	■CONTENTS■

■ 青葉山（通称：若狭富士） ■

青葉山（通称：若狭富士）

　京都府の舞鶴市と福井県の大飯町との境にある標高699ｍの死火山が青葉山です｡
福井県大飯町の青郷（あおのごう）という地区から見た姿が、大鷲が羽ばたいているように見える事から、福井県大飯町の青郷地区では今でも青羽山と呼ばれているそうです。

　崇神天皇の時代には青葉山に土蜘蛛が住んでおり、その土蜘蛛を日子坐王（ひこいますのきみ）が征伐したという伝説もあります。
昔は女人禁制の聖なる山でもありました｡

　元々は標高も今の699ｍよりもはるかに高い山であったそうですが、火山の爆発により現在の高さになり美しい富士山に似た形になったといわれています｡

●史跡
西方山麓：西国三十三ヶ所の札所の青葉山松尾寺
東方山麓：北陸三十三ヶ所の礼所の青葉山中山寺

●生物
青葉山の固有植物：オオキンレイカ

福井県側から見た青葉山
　