化石漣痕
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舞鶴の雑学


■ 化石漣痕(かせきれんこん) ■
■化石漣痕(かせきれんこん)とは

  蓮痕とは、漣(さざなみ)の痕(あと・こんせき)の事です。
海水浴などに行った時、波によって模様が出来ているのを水面下の砂浜に確認出来る事があります。

 それが蓮痕(れんこん)で、波によって作り出された模様がそのまま化石になったものを、化石蓮痕(かせきれんこん)と云います。

  舞鶴市の岡田由里という所にある採石場に、国内最大級といわれる化石漣痕の地層が顔を出しています。浅い海底にあった波の模様がそのままの状態を保ったまま埋もれて固まったもので、ここの化石漣痕は面積も広く大変珍しいという事から、地質資料としても第1級の化石漣痕であると言われています。

■天然記念物に指定されている化石漣痕
・白浜町の化石漣痕 昭和06年02月20日指定 和歌山県
・千尋岬の化石漣痕 昭和28年11月14日指定 高知県
・宍喰浦の化石漣痕 昭和54年11月26日指定 徳島県

この三ヶ所の化石漣痕は、新生代新第三紀から新生代古第三紀と呼ばれる時代の化石です。
この時代とは、今から500万年〜6000万年前の事です。

舞鶴市の岡田由里にある化石漣痕は、天然記念物に指定されている三ヶ所の化石漣痕よりも随分と古いもので、中生代三畳紀の化石であると言われています。
この時代とは、2億4千万年前です。

注:岡田由里の化石漣痕は天然記念物に指定されておりません。


※舞鶴市の鹿原にある金剛院の奥にも採石場の跡があります。
中生代を代表するアンモナイトの化石や二枚貝の化石などの他に、化石漣痕も見つかっています。



  この化石漣痕については、舞鶴市役所で頂いた資料により制作いたしました。
「ホームページでも何でも好きに使ってください!」と言われて喜んで帰ってきたのですが、本家本元の方のホームページがありました。(爆)

  図解入でわかり易く紹介されています。
THE MAIZURU HERITAGE
  http://www.redbrick.jp/heritage/

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