元橋立伝説と元文殊伝説(浦入)
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■CONTENTS■
舞鶴の伝説


■ 元橋立伝説と元文殊伝説(浦入) ■
※元橋立(もとはしだて)伝説

 舞鶴湾の入り口の浦入と対岸の白杉というところの間は狭くなってます。

神世の昔、夜更けに神様が浦入に天橋立を造っている時のお話です。

 神様が浦入という地域に天橋立を造っている時に、対岸の白杉に住む老婆が夜中に目を覚ましてガサガサと音を立てました。

その音に驚いたニワトリが目を覚まして「コケコッコー」と間違って鳴いてしまったそうです。

 ニワトリの声を聞いた神様は、朝が来てしまったと勘違いして天橋立を造りかけのままで天に帰ってしまいました。

 そして神様は後日に、浦入ではなく宮津の地に今の天橋立を造ったと言われています。


※元文殊(もともんじゅ)伝説

 千歳の浦入(うらにゅう)は、天の橋立のような砂嗜(さし)が入り江の入り口から海に向かって長く伸びていたので、別名元橋立と呼ばれていました。

 浦入には

「昔、宮津の天の橋立の文殊さんはここに住んでいた」

という伝説があります。

文殊さんは天の浮き橋をわたって宮津側と行き来していましたが、ある日宮津へ行っている間に橋が掛からなくなってしまいました。
そこで、しかたなく宮津に住むようになったのだそうです。

 この伝説は舞鶴側だけでなく、宮津側でも同じように言い伝えられているそうです。

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