大杉水(杉の清水)
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■ 大杉水(杉の清水) ■
■大杉水(杉の清水):杉山
 
 杉山地区には大蛇伝説で知られる大杉神社があり、樹齢800年といわれる大きな杉の木があります。
その大杉神社境内から大杉水(杉の清水)が湧き出ています。


【杉山の大蛇伝説】

 むかしむかし、熊野神社に蛇池がありました。

この池には、とても大きな蛇が棲んでおりました。

この大きな蛇がときどき、のそっと出てきては、杉山の清水を呑んでおりました。

この清水を呑むと力がモリモリ湧いてくるという不思議な水です。

ある日大きな蛇は清水を飲んで、あたりにはえていた三本の杉をぐるっと巻き絞めはじめました。

そうすると、その3本の杉は一本の大きな杉になってしまったそうです。



この清水は、昔から枯れることなく湧き出ており、水温は年中11度前後と変わらないそうです。
今でも村の生活水・飲料水はすべてこの清水でまかなわれていますが、昔は染物や酒づくりにも使われていたと伝えられ、地元のNPOの方々が大杉水を利用した日本酒を作って販売されてます。

左は大杉神社境内、右は公民館前の水汲み場
左は大杉神社境内、右は公民館前の水汲み場

大杉神社と熊野神社

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